2012年03月31日 (土) | 編集 |

今もまだ残る昭和の時代の風景を見つけて、ぼくにき風にその良さを伝えていきます。昨日と今日の二日間は、特別編として懐かしいものを集めてみました。
●廊下



サクラ「ひろいろうかの、まどからみえるけしきも、いまとはちがいますニャ~。」
見物客A(声)「障子なんて田舎のおじいちゃんの家でしか、見たことないよ。」
見物客B(声)「とっくにカーテンの時代になったからな~。せめて家の一部屋だけでも、障子のある部屋を作ってほしいね。」
●お茶の間


サクラ「ここはかぞくがあつまる、おへやですニャ~。」
見物客B(声)「居間と食堂がくっついた茶の間だね。」
サクラ「まるいテーブルを、つかっていたんですかニャ~?」
見物客B(声)「折りたたみ式のちゃぶ台だよ。丸くなっているのは、上座と下座の区別なく、家族が団欒するからなんだよね。」
見物客A(声)「なんかサザエさんを、思い出しちゃった。」
見物客B(声)「今はお父さんが残業で遅く帰ったり、子供も外でごはんを済ませたりする家庭が多いから、家族団欒の家庭は減ったよね。」
サクラ「わたしのうちは、かぞくだんらんをしていますニャ~!」
●その他

見物客B(声)「自動ではないから、ミシンは両足で踏んで、使っていたんだよ。」
サクラ(声)「おどろきましたニャ~!」

サクラ「ここはトイレですかニャ~?」

サクラ「むかしのひなにんぎょうは、ちいさかったんですニャ~。」

サクラ「むかしといまとでは、どっちがいいんですかニャ~・・・?」
見物客A(声)「不便だった昔と、便利で何でもある今・・・。どちらにもそれぞれ良い点と悪い点があるか・・・。」
見物客B(声)「生きているその時が、一番いい時代なんだよ!」


おわり
■ロケ地:チャッキラコ三崎昭和館(神奈川県三浦市三崎)






2012年03月30日 (金) | 編集 |

今もまだ残る昭和の時代の風景を見つけて、ぼくにき風にその良さを伝えていきます。今日と明日は、特別編として懐かしいものを集めてみました。

サクラ「みうらはんとうの、みさきにある“みさきしょうわかん”に、やってきましたニャ~。むかしなつかしいせいかつふうけいを、たくさんごしょうかいしますニャ~。」
●台所


サクラ(声)「ここはだいどころですけど、こやみたいですニャ~。でもひろいですニャ~。」

サクラ「むかしはこれで、ひをおこして、ごはんをつくったんですニャ~。じどうじゃないから、ひかげんがむずかしそうですニャ~・・・。」

サクラ「あのきのはこには、おちゃがはいっているんですかニャ~?」
見物客A(声)「お茶箱とか言うのかな?昔の人は箱でお茶を買っていたってこと?」
見物客B(声)「お茶屋さんに行って、グラム単位で買ったんだよ。」
サクラ「そうなんですニャ~・・・。あのはこがあれば、たくさんものがいれられますニャ~。」
見物客B(声)「そうそう。着物とか米とかね。古い家じゃ今もそうなんじゃないのかね。」
サクラ「わたしなら、DVDとかゲームソフトを、しまいたいですニャ~。」

見物客A(声)「ひょえ~~一升瓶の醤油だよ。昔は何でも気前がよかったんだな~。」
サクラ「うえにあるしろいのは、おさけですかニャ~?あんなにのんだら、よっぱらっちゃいますニャ~!」
見物客B(声)「ハハハ~!」

サクラ「むかしはなんでも、おおがかりだったんですニャ~。」

サクラ「ゆたんぽですニャ~。」
見物客B(声)「この金属製のが一番温かいんだよ。でも温度の調節が出来ないから、布を巻いておかないとやけどするんだよ。」
サクラ「なるほどですニャ~。」

サクラ「いまは、ものがちいさくなって、べんりになったんですニャ~。」
見物客A(声)「色々と見てみると、昔は不便だったね。」
見物客B(声)「どうだかね?今は物が多いし機能は充実しているけど、人間を駄目にしているような気がするね。昔はこれで十分満足していたんだ。」
サクラ「わたしたちは、ぜいたくすぎるっていうことですかニャ~?」
見物客B(声)「何でもすぐ手に入るから、考える前に買ってしまう。昔は物がなければ知恵を出して工夫したんだよ。」
サクラ「むかしのひとは、すごいんですニャ~。」
見物客A(声)「今あるのは、昔のおかげだね。」
見物客B(声)「今の人達がタイムスリップして、昭和の初期に行ったら、文句ばかり言って生活出来ないと思うよ。」
サクラ「そうかもしれませんニャ~・・・。」
つづく
■ロケ地:チャッキリコ三崎昭和館(神奈川県三浦市三崎)



2011年06月11日 (土) | 編集 |

●今日のテーマ●8トラックテーププレーヤー

メロン「これなに?ほん?」
声「本じゃないよ、カラオケのテープ!」
メロン「??????」

声「昭和の名曲、懐かしいな~。」
メロン「このおうた、しらないしらない、ぴくぴく。」
声「♪南に向いてる窓を開け~ってか!いいね~ジュディオングの魅せられて。」
メロン「ん・・・?ドンキーコング、いったった?」


声「このプレーヤーにテープを入れて、昔はよくここで歌ったんだよな。」
メロン「???」
声「8トラックだよ8トラ。まだこれ使えるんだよ、言っとくけど!」


声「久しぶりに歌っちゃおうかな~?舟唄なんてどう?」
メロン「いらないいらない!メロンがうたううたう~!」


8トラックのテープを挿入して再生するカラオケの装置は、LDやCDなどのメディアの普及により衰退したものの、この装置と8トラのテープがあれば、家で名曲が歌えた。2枚目の画像で、メロンちゃんが見ている「カラオケベスト4」には、当時の大ヒット曲が収録されている。お酒を飲みながら演歌好きのお父さんは、家族の前で歌っていたのかと思うと、昭和の方が団欒という言葉がぴったりだったのかもしれない。
●協力:松ちゃん





2011年05月28日 (土) | 編集 |

●今回のテーマ●ビデオカメラ

メロン「ぱぁぱ、カバンもって、どこいく?」
パパ(声)「えっ?・・・あ~これ、昔のビデオカメラだよ。随分大きいでしょ?」

メロン「このなかにも、メロンがいるいる。」
パパ(声)「レンズにメロンちゃんの顔が、映ったんでしょ。」



▲ナショナル NV-M3
このビデオカメラは1985年頃に発売された、業界初のVHS一体型ビデオカメラの第1号機のシリーズです。

パパ(声)「置いたままでもメロンちゃんには、丁度いい位置にファインダーがあるんだね。」
メロン「ぱぁぱを、とるとる~!」
パパ(声)「え~いいよ~。パパが撮ってあげるよ。」


今では考えられないこのカメラの大きさと姿勢ですが、昭和の時代にはこんな光景がよく見られました。子供の成長の記録、家族旅行の思い出、自主映画の制作など、ビデオカメラは一家に一台の必需品だったと思います。重くて荷物になった時代から、軽量でポケットに入るものへと変化していきました。昔のビデオカメラを大切に保管しているコレクターさんも、まだ大勢いるのでしょうね。
■協力:松ちゃん





2011年05月14日 (土) | 編集 |

●今回のテーマ●テレビ


メロン「なにこれ?テレビに、にてるにてる~。」
声「テレビじゃん。」
メロン「すうじが、かいてあるから、ちがうちがう!」
声「昔はチャンネルを回したの!」


声「それね~確か1970年代に買ったテレビだよ。まだ映るよ。」
メロン「ふしぎふしぎ~。」
声「キドカラーだよキドカラー。」
メロン「???」

メロン「う~ん。こんなの、ないない、ぴくぴく。」
声「昔はそれが普通だったの!」
メロン「おじたん、いま、なんさいになったった?」
声「57歳。」
メロン「???」


今回協力してくれた松ちゃんの家にあるこのテレビは、1977年後期製のものです。日立製作所が製造したカラーテレビ・KIDO Color(キドカラー)は、当時かなりメジャーだったそうです。1977年といえば、ジャイアンツの王貞治選手が、ホームラン世界新記録756号を達成した年。このような光景が各家庭で、見られたのでしょうね。「チャンネルを回して。」なんて言葉、懐かしいですね。
■協力:松ちゃん





2011年03月02日 (水) | 編集 |

●今回のテーマ●レコード


メロン「ん・・・?なに、これ?」


メロン「あけてみる、ぴくぴく!」
パパ(声)「アイヤイヤイヤ~~おいらのお宝・・・うわうわうわ、落とさないでメロンちゃん。」
メロン「のぞいたった。ぱぁぱ、これなにしてあちょぶの?」
パパ(声)「それは遊ぶんじゃなくて、音楽を聴くレコードだよ。」

パパ(声)「懐かしいな~!久しぶりだよ、レコードに触ったの・・・。」
メロン(声)「ん・・・?」
パパ(声)「昔は、シングル盤は500円だったんだよな~。」
メロン(声)「ぱぁぱ、なにいってる、ぴくぴく?」


パパ(声)「聴いてみる?メロンちゃんも聴いたことある曲だよ。」
メロン「きくきく~!」
パパ(声)「こうやって針を動かして、そ~っと置くんだよ。」
メロン「ドーナツみたいなおさらが、まわったった。」



1980年代はCDの普及により衰退したが、現在でも多数の愛好家がいて、絶滅していない。「レコードとCDと、どっちが音がいい?」。扱いやすいのはCDだが、音質に優れているレコードと主張する愛好家が存在する。整った設備(プレーヤー)で再生するこのひと時が、至福の時間なのでしょう。昔買ったレコードの音源がCD化されていても、あえてレコードを聴いて、そのレコードを買った当時を思い出してみたい。





2011年02月16日 (水) | 編集 |

●今回のテーマ●京浜急行


ラスカル「かっこいいでんしゃばっかりだミャ~!」

▲主力となっているクロスシートの2100形(左)と、現役の初代1000形(右)

ラスカル「600けいがはしってるミャ~。あたらしい1000けいがくるまで、ここでまってるミャ~。」

京急の5路線(営業路線・87km)
・本線:都心から横浜、横須賀を経て浦賀まで。
・空港線:京急蒲田から羽田空港へのアクセス。
・大師線:京急川崎から川崎大師方面。
・逗子線:金沢八景から逗子へ。
・久里浜線:堀ノ内から三浦半島南部へ。
また都営浅草線、京成線、上総線との相互乗り入れも実施している。


ラスカル「ぼくのおうちの、ちかくのえきだミャ~!よくできてるミャ~。」


大師電気鉄道が京急線の前進で、1942年の統合の後、1948年に京急電鉄、小田急電鉄、京王電鉄に分離して、現在に至る京浜急行です。通勤、通学そして観光客の足として、大活躍しています。もしラスカルさんが昭和の時代にいたら、こんな感じなのでしょうか・・・。





2010年09月03日 (金) | 編集 |

●今日のテーマ●二眼レフ
二個のレンズが上下についているカメラが、二眼レフカメラと呼ばれていた。一番最初に発売したのはドイツ(1929年)で、日本にブームが起きたのは1950年頃らしい。

ラスカル「おもたそうなカメラだミャ~。」
パパ(声)「今のカメラと全然違うけど、すごく格好いいね~。」

パパ(声)「上のレンズがファインダー用で、下のが撮影用のレンズなんだって。」
ラスカル「ここから、のぞくミャ~?」
パパ(声)「そうそう、それがスクリーンだよ。」

ラスカル「これでいいミャ~?」
パパ(声)「いや~またその帽子がいいね~。昭和っぽいよ!」
ラスカル「ぼくはもっとかるくて、かんたんにとれるカメラのほうがいいミャ~。」
パパ(声)「最近またブームになりそうなんだって、この二眼レフって!」
近年再ブーム到来か?と一部で評価されている理由の一つが、「仮面ライダーディケイド」の影響もあるらしい。トイカメラとして再び、注目を浴びて欲しい。


■カメラ提供:ハマッ子さん




2010年06月04日 (金) | 編集 |

●今日のテーマ●仮面ライダースナック
1971年に放送を開始した「仮面ライダー」は、石森章太郎さん原作の“変身もの”であることは、あまりにも有名ですが、この頃子供達を虜にしたのは、カルビーから発売された「仮面ライダースナック」でした。一袋に一枚カードがおまけについていて、このカードコレクションに、あの頃は情熱を注いだのでした。

ラスカル「ライダーのおかしをかうと、カードがついていたミャ~?」
パパ(声)「そうだよ。その本には全部のカードが、載ってるんだよ~!」
ラスカル「パパはまだカードは、もってるミャ~?」
パパ(声)「うん!ほとんど全部大事に持ってるよ。ヒヒヒ!」

ラスカル「わ~~すごいミャ~!」
パパ(声)「これはパパの宝物なんだよ。カードが欲しくて毎日買ってもらったんだ。」
ラスカル「おかしはちゃんと、たべたミャ~?」
パパ(声)「うん食べたよ。桜の形をしてる甘くて美味しいお菓子だったね。」

パパ(声)「ラッキーカードが出ると、カードを入れるアルバムがもらえるんだよ。」
ラスカル「パパは、なんかいもあたったミャ~?」
パパ(声)「うん。送られてくるのが楽しみだったな~。」
当時の子供達をひきつけたのは、通し番号によるコレクション性と、仮面ライダーの情報だった。「何番のカードがない・・・。」「えっライダーって○○○だったの?」などと、もう朝から晩まで話題は仮面ライダーだった。昭和30年代後半~40年代生まれの人は、ほとんどハマっていたのではないでしょうか?


カードは1番の蜘蛛男から、546番のゲルショッカー首領まで、全部で546番まであります。中には同じ番号で写真が違うなど、レアなものもありました。あの頃に戻れるならば、カードの袋を開けるときのあのドキドキを、また体験してみたいです。




2010年01月08日 (金) | 編集 |

今もまだ残る昭和の時代の風景(景色、物など)を見つけて、ぼくにき風にその良さを伝えていきます。今日は特別編の2回目です。
特別編~2~

来客A(声)「本当に良く出来てるね。懐かしい光景だよ。」

メロン「なつかしい?わからないメロン」

来客B(声)「入居者募集のチラシも、昔はこんなシンプルだったんだね。町名が面白い!」
メロン「ん・・・?よめない。ケーブルテレビはいってる、ぴくぴく?」

メロン「きいろいはこのなかに、へんなびんがはいってる。」
× ×
メロン「いろがついてないテレビあった。」

メロン(声)「あやしいみちに、きたった。」

来客C(声)「連れ込み宿だ。」
メロン(声)「あいてがいないメロン・・・。」


メロン「だがしやたん、しってるしってる。ぱぁぱと、いったことある、ぴくぴく。」

メロン「おねえたんみたいな、おばあたんと、しゃしんとったった。」
店員さん「魔法の煙って知ってますか?未来には売ってないから、買ってってください。」

メロン「ここ、なにがなんだかわからない。にっぽんにかえりたい・・・。」
■ロケ地:新横浜ラーメン博物館
■ゲスト:「夕焼け商店」の店員さん


