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NO.4258 カナちゃんのちいさな旅 金沢八景権現山公園(後編)
2023年06月07日 (水) | 編集 |
金沢八景の歴史と風景が残る権現山公園


  カナちゃんがちいさな旅をする、このコーナーの第4弾です。あの徳川家康がお気に入りだった金沢八景。今回は「金沢八景権現山公園」を散策しています。いよいよ茅葺屋根の旧円通寺客殿の中に入りました。



カナ「ちょっとやすんだから、はやくあのおうちにいこうよ。」
パパ(声)「茅葺屋根のお家ね。行こうか。」
カナ「どんなふうに、なってるんだろう・・・。」



パパ(声)「さっき行った家康のお気に入りの景色を見た場所に、東照宮があったのかぁ・・・。」





パパ(声)「それではカナちゃん、中に入るよ。」
カナ「うん。」
パパ(声)「わーさすがに、趣があるね。」
カナ「むかしのおうちは、すごくおもたそうだね。」

旧円通寺客殿(旧木村家住宅主屋)
特定景観形成歴史的建造物。茅葺屋根が特徴の客殿は、東照宮を詣でる上客の休憩所として、利用されていたと考えられています。小さいながらも上客の部屋と、従者、奉公人の部屋が区分されており、それぞれ異なる意匠や装飾が見どころです。(「金沢八景権現山公園」のパンフレットより引用)



カナ「へんなでんきだねパパ。」
パパ(声)「裸電球かぁ・・・笠がない電球なんて、カナちゃんは初めてだよね?」
カナ「うん。」


パパ(声)「あれが釘隠しね。」

三つ葉葵の釘隠し
三つ葉葵は徳川家の家紋で、享保8年には利用の制限がかけられて、徳川家とその一門以外は絶対に使用することができませんでした。(現地の案内板より抜粋)


パパ(声)「茅葺屋根の裏側というか内部というか・・・すごっ。」


カナ「ここは、なんだろう。」



カナ「むかしのえらいひとが、きていたおようふくなの、これ・・・。」



パパ(声)「床の間だ。」
カナ「たたみの、ひろいおへやだね。」
パパ(声)「今と違って、必要な家具とかテーブルくらいしか、昔は置いてなかったんだろうね。」
カナ「だからひろいんだね。・・・ねぇーパパ?」
パパ(声)「ん、何?」
カナ「ここでやりたいことがあるんだけど、やってもいい?」
パパ(声)「いいよ。」


カナ「ねちゃったよ!みてーー。」
パパ(声)「広いから気持ちがいいでしょ?」
カナ「このおうちに、おとまりはできないの?」
パパ(声)「はい、16時半に閉館です。」


カナ「むかしはしらないけど、ふしぎでたのしかったな。」



パパ(声)「今回のちいさな旅も、楽しかったね。」
カナ「うんうん。」
パパ(声)「夢に徳川家康が、出てきたりして?」
カナ「カナはいえやすさん、しらないよ。」
パパ(声)「あ、痛ぁ!」

■ロケ地:金沢八景権現山公園(神奈川県横浜市金沢区瀬戸)

横浜市の特定景観形成歴史的建造物に指定された風致公園で、昨年4月に開園された「金沢八景権現山公園」を訪れた、『カナちゃんのちいさな旅』(シリーズ4回目)でした。皆さんも大河ドラマ「どうする家康」の徳川家康のゆかりの地・横浜市金沢区を廻ってみてはいかがでしょうか?

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