世界にひとつのオリジナルエンディング


メロン「チョコパイ、すきすき。」
チワワ「ぼくもあまいものは、だいすきだきゃ～ん。」
パパ（声）「このチョコパイは、２人の真実のＬＯＶＥベリー味だよ。面白い名前だね。」


チワワ「これでなにかして、あそべるのきゃ～ん？」
パパ（声）「ふたを開けるとイラストがあって、そこにセリフを書くと、オリジナルのエンディングが作れるんだって。“美女と野獣”がモチーフになってるみたい。」


メロン「これ、まど？」
パパ（声）「そうそう。エンディングのシーンは、この窓なんだね。」
チワワ「よくわからないけど、やってみてきゃ～ん。」

　　
メロン「おとこのひとと、おんなのひとが、いる。」




パパ（声）「ぬり絵をして、カッターで窓を切ってと・・・・・・。」
メロン「おっ、このチョコパイ、あまくて、おいしいおいしい。」


パパ（声）「出来たよ。エンディングのセリフも書いた。」
メロン「やってやって？」
チワワ「どうぞだきゃ～ん。」



パパ（声）「ぼくがキミを守る・・・・・・あなたと一緒なら何があっても平気！野獣が王子様に戻って、美女と幸せになるハッピーエンドだよ。自分で考えるから、世界に１つのオリジナルエンディングなんだね。」


メロン「めでたいめでたい、ぴくぴく。」
チワワ「なんだかよくわからないきゃ～ん・・・。」
メロン「メロンも、かんがえたった。」
パパ（声）「おっ、さすが！チワちゃんも考えてよ？」
チワワ「きゃ～ん・・・。」


パパ（声）「ここだけの“美女と野獣”で～す。」



チワワ「ぼくがキミをまもるきゃ～ん。」
メロン「ん・・・？チワワワ、なにいってる？まもる？どうやって？おバカおバカ～～～！」
チワワ「ぜんぜんハッピーエンドじゃないきゃ～ん。」

　　
パパ（声）「面白かったよ。」
メロン「チョコパイも、チワワワも、あまいあまい。」
チワワ「やじゅうは、メロンだきゃ～ん。」

童話「美女と野獣」チョコパイ～２人の真実のＬＯＶＥベリー味の箱で、オリジナルエンディングを考えて遊んだメロンちゃんとチワちゃんでした。