夢があっていいな～このおせち


メロン「おしょうがつの、ごちそう、たべたった。」
ママ（声）「みんなでたくさん食べたね。また来年も楽しみだね。」
メロン「これ、どうするの、まあま？」
ママ（声）「お重は当分使わないから、閉まっておくよ。」


メロン「ん・・・？お・・・？いいこと、かんがえたかんがえた、ぴくぴく。」


メロン「みかん、いいねいいね。」


メロン「このおかし、つかえるつかえる。」



ママ（声）「色々集めてきたね。それどうするの？」
メロン「いいこと、するする。おたのしみおたのしみ・・・。」


メロン「よ～し、がんばる、メロン。」


メロン「いいかもいいかも・・・。」

そして・・・。


メロン「ぱぁぱ、まあま、できたできた。」
パパ（声）「もしかしておせち料理を作ったの？」
メロン「そうそう。」
ママ（声）「楽しみだな～メロンちゃんのおせち。」


パパ（声）「わっ、ここから見える範囲だけでも、凄いよ！」



ママ（声）「わ～きれい！」
パパ（声）「お見事！」


メロン「メロンの、おせち、どうぞどうぞ。」
ママ（声）「色合いも良くて、詰め方が上手だよ。」
パパ（声）「このおせちには、夢が詰まってるね。」
メロン「メロン、てれたった・・・。」

お重の中は可愛らしくて、夢のようなおせちが詰まっていました。